色入れの仕組み
弊社の仕上げ方法のひとつに「色入れ」という技法があります。「色入れ」とは、金属の凹部分に、色の付いた塗料を流し込むことで、色彩を表現するという技法です。
色を入れない部分には、塗料が流れ込まないように壁(金属凸部分)を作る。例えて言うならダムを作るようなイメージです。壁(金属凸部分)があることで、色が他に流れずに収まり、そのまま塗料が固まって「色入れ」が完了となります。
【図1】 |
黒色部分が凸(トツ)、白色部分が凹(ヘコ)となっています。メダル・コインのデザインを金属で表現する際は、凸部分と凹部分で凹凸表現されます。 |
【図2】 |
凹部分に橙色を入れたイメージです。凸壁で橙色が堰き止められ、色が入ります。 |
【図3】 |
中央にのみ橙色を入れたイメージです。凸壁で橙色が堰き止められ、白色部分には流れ込みません。 |
【図4】 |
3色(橙色、黄色、青色)を入れた側面・正面イメージです。各色の間に凸壁の仕切りがあるで、3色が混ざらずに表現することができます。 |
【図1】 |
黒色部分が凸(トツ)、白色部分が凹(ヘコ)となっています。メダル・コインのデザインを金属で表現する際は、凸部分と凹部分で凹凸表現されます。 |
【図2】 |
凹部分に橙色を入れたイメージです。凸壁で橙色が堰き止められ、色が入ります。 |
【図3】 |
中央にのみ橙色を入れたイメージです。凸壁で橙色が堰き止められ、白色部分には流れ込みません。 |
【図4】 |
3色(橙色、黄色、青色)を入れた側面・正面イメージです。各色の間に凸壁の仕切りがあるで、3色が混ざらずに表現することができます。 |
よくご依頼をいただくメダル・コインの色入れパターン
よくご依頼をいただくメダル・コインの
色入れパターン
メダル・コインを製作するにあたり、「色入れ」のパターンは様々ありますが、代表的なパターンをご紹介させていただきます。
【図5】 周りのフチと文字の部分が凸壁となりますので、背景部分が凹となり色が入れられます。 |
【図6】 背面と文字に色を入れるために、文字の周りに凸壁を設けます。 |
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【図7】 背景と文字とロゴに色を入れるために、文字とロゴの周りに凸壁を設けます。 |
【図8】 文字の部分のみの色入れとなりますので、文字部分が凹の版下デザインとなります。 |
【図5】 周りのフチと文字の部分が凸壁となりますので、背景部分が凹となり色が入れられます。 |
【図6】 背面と文字に色を入れるために、文字の周りに凸壁を設けます。 |
【図7】 背景と文字とロゴに色を入れるために、文字とロゴの周りに凸壁を設けます。 |
【図8】 文字の部分のみの色入れとなりますので、文字部分が凹の版下デザインとなります。 |
版下データと色入れ仕上りイメージ(色入れ2色の場合)
版下データと色入れ仕上りイメージ
(色入れ2色の場合)
お客様からいただいたデータをもとに、版下データとして凸部分と凹部分を作る必要があります。
色入れ2色をする場合の流れを下記に図解いたします。
お客様からいただいたデータをもとに、版下データとして凸部分と凹部分を作る必要があります。
色入れ2色をする場合の流れを下記に図解いたします。
色入れが難しいケース ~小さな文字や細かなデザイン~
色入れが難しいケース
~小さな文字や細かなデザイン~
「色入れ」が難しいケース ~小さな文字や細かなデザイン~ について、ご紹介させていただきます。
お客様からご支給いただいた下記デザインのように、小さい文字部分(AOTANI)にも「色入れ」できないかというご相談をただくことがございます。こういった場合、小さなサイズの文字や細かなデザインには、周りに凸壁を設けることに限界が出てしまい、「色入れ」をすることが難しい場合があります。メダル・コインの製作を検討していただく際にご考慮ください。小さな文字や細かなデザインなどをフルカラーで表現したい場合には、「フルカラーメダル・コイン」という製法がございますので、あわせてご検討いただけましたら幸いです。 →フルカラーメダル・コインの詳細はこちら
「色入れ」が難しいケース ~小さな文字や細かなデザイン~ について、ご紹介させていただきます。
お客様からご支給いただいた下記デザインのように、小さい文字部分(AOTANI)にも「色入れ」できないかというご相談をただくことがございます。こういった場合、小さなサイズの文字や細かなデザインには、周りに凸壁を設けることに限界が出てしまい、「色入れ」をすることが難しい場合があります。メダル・コインの製作を検討していただく際にご考慮ください。小さな文字や細かなデザインなどをフルカラーで表現したい場合には、「フルカラーメダル・コイン」という製法がございますので、あわせてご検討いただけましたら幸いです。
→フルカラーメダル・コインの詳細はこちら
色入れが難しいケース ~グラデーションの表現~
色入れが難しいケース
~グラデーションの表現~
「色入れ」が難しいケース ~グラデーションの表現~ について、ご紹介させていただきます。
メダル・コインを製作するにあたり、「色入れ」では、グラデーションの表現はできません。「色入れ」は顔料系の塗料による彩色の為、グラデーションのような濃淡表現は不可能です。お客様からご支給いただいたデータにグラデーション表現が使用されている場合は、ご指定がなければ自然な中間色を選んで調色させていただきます。色のご指定がある場合には、データをご支給いただく際に、あわせてご指定ください。ロゴのグラデーションなどをフルカラーで表現したい場合には、「フルカラーメダル・コイン」という製法がございますので、あわせてご検討いただけましたら幸いです。
→フルカラーメダル・コインの詳細はこちら
「色入れ」が難しいケース ~グラデーションの表現~ について、ご紹介させていただきます。
メダル・コインを製作するにあたり、「色入れ」では、グラデーションの表現はできません。「色入れ」は顔料系の塗料による彩色の為、グラデーションのような濃淡表現は不可能です。お客様からご支給いただいたデータにグラデーション表現が使用されている場合は、ご指定がなければ自然な中間色を選んで調色させていただきます。色のご指定がある場合には、データをご支給いただく際に、あわせてご指定ください。ロゴのグラデーションなどをフルカラーで表現したい場合には、「フルカラーメダル・コイン」という製法がございますので、あわせてご検討いただけましたら幸いです。
→フルカラーメダル・コインの詳細はこちら
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フルカラーメダル・コイン
金型による成形では表現しきれない、より微細なデザイン表現やグラデーションなどのフルカラー表現をしたい場合には、「フルカラーメダル・コイン」がおすすめです。「フルカラーメダル・コイン」は、チャレンジコインやトスコインなどの製作でも、よくご利用いただく製法です。
金属のメダル・コイン本体に、フルカラーのシールを貼り付け、透明エポキシ樹脂でコーティングをして仕上げます。奥行き感のある仕上がりが特徴です。ぜひお試しください。
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![]() キャラクターやロゴマークなどの微細な表現が可能です |
![]() フルカラー印刷による様々なカラー表現も魅力です |
金型による成形では表現しきれない、より微細なデザイン表現やグラデーションなどのフルカラー表現をしたい場合には、「フルカラーメダル・コイン」がおすすめです。「フルカラーメダル・コイン」は、チャレンジコインやトスコインなどの製作でも、よくご利用いただく製法です。
金属のメダル・コイン本体に、フルカラーのシールを貼り付け、透明エポキシ樹脂でコーティングをして仕上げます。奥行き感のある仕上がりが特徴です。ぜひお試しください。
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デザイン面に金型成型特有の凹凸はありません。 |
![]() キャラクターやロゴマークなどの微細な表現が可能です |
![]() フルカラー印刷による様々なカラー表現も魅力です |
《 参考価格・サンプル一覧・仕上げ方法ページはこちら 》
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使用目的に適したデザイン、仕上げ方法を製造工場ならではのプロの視点で的確にアドバイス。
個人・法人のお客様問わず小ロットから対応。無料でデザインイメージ作成いたします。
お急ぎ製作の場合もご相談ください。自社製造工場ならではの短納期で対応いたします。
お気軽にお申し付けください。
お電話 03-3268-5425 メール aotani@medal-coin.com
LINEからのお見積り・お問合せも受け付けております。
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